ついに地方暮らしが始まるも最悪。

聞いていたことと違いすぎる...。

いま私は、いつ最後に使われたかわからない、遺品のたくさん残った空き家を借りて、ブータンとネパールの女性二人と生活している。

ついに憧れのシェアハウス〜!と思いきや、、、
シャワーも壊れているし、バスタブも汚くて使えない、どうやって風呂に入るのかと言えばバケツに熱湯と水をそれぞれ入れて混ぜてから、身体にかける。
Wi-Fiもない、電子レンジもない、トースターもない、暖房もない、おまけにこの時期にまだ蚊が飛んでいる。そして時給850円の肉体労働、月5000円(予定)の家賃・光熱費。

唯一の楽しみは人生初のシェアハウス。
みんなで一緒にご飯を作って食べて語って、、、そんな生活を思い描いていた。
だけど実際に待っていたのは、食事はシェアせず、仕切られた部屋で個々に食事をとるという生活、、、炊飯器はそれぞれ自分の部屋に設置されている。シェア感ゼロ。

てな感じで、期待していたものと全てがビミョ〜に悪い方向にずれている。
何があって何がないか、あまりにも情報不足で、聞いていた話と違うことに怒っている。みんなテキトーすぎるよ!!!

ということで、ここで怒っても仕方ないのだけど、我慢する代わりにここに綴る。

はじまり

『地方(農村)から授業を受けたい人いませんか?寝るところと食事を提供してもらって農作業とイーブンぐらいに』

そんなお知らせが流れてきて、秋学期の授業はこうして愛媛県で受けることになった。
稼ぐことを目的としなくていいし、でも最低限の食と住は担保される、サイコーじゃないか!と思っていた。

でも実際は、朝7:30-17:00のみかんの収穫作業の手伝い時給850円に、先ほど書いた5000円に値するのかしないのか意見が割れそうな住環境。その低賃金の中、自分で食事も用意。
おまけに、1番理解できなかったのはWi-Fi環境。「オンライン授業を受けながら」というのは大前提のはずなのに、紹介された家にはWi-Fiが通っておらず、町にはコンビニもカフェもない。

しまいに言われたのは、「自分でポケットWi-Fiとか用意したら。」「ケータイからテザリングすればいいじゃない。」
なにそれ〜〜〜!雑すぎませんか?zoomどれくらい通信料食うか知ってますか?あなたのスマホは何ギガ契約ですか?
ちなみにWiMAXではサービスエリア対象外、、、

そういう環境しかないのなら先に言ってくださいよ、、、私こなかったから、、、もっと別の場所を選んだから、と言いたい。(言わないけど)

今何に1番怒っているかと言えば、この地方のど田舎の過疎さではなく、不便さではなく、それを何も言わなかった大人たちに怒っている。
もちろんあなたたちが、ボランティアで私を紹介してくれたのはわかっていますが、ですが、あまりにも雑すぎませんか?
ひどいです。

最後に

いろいろ怒りをなぐり書きしたものの、怒っているからといって、今から帰りたいとか、今の生活を楽しんでいないというわけではない。
ただ怒りは怒りで、書き残しておきたいと思ったので、ポチポチ。

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ちなみにみかんは食べ放題

結局Wi-Fiの件は、自分で地元の方に相談し、公民館のWi-Fiを使わせていただくことになりました。
でも、地元のじいさんばあさんには「東京の子がきたんだって!?」と噂になっているらしい。10月から愛媛にいるという大事なことは伝わらずに...。

人生予定通りにいかない、
自分の思い通りにならない、でも予定通りでは楽しくない。
他人を当てにしてはいけない、でも他人を頼らずには生きていけない。

こんなことを毎日毎日感じるのです。

バイバイ。